離乳食を食べないときどうする?初期に嫌がる原因と対応
こんにちは!はやとです!
今回は離乳食初期に食べない・嫌がる原因と、それぞれへの具体的な対応方法をまとめました!
「離乳食を全然食べてくれない」
「口に入れても全部出してしまう」
離乳食を始めて間もないころ、こういう状況になるのはよくあることですが、それはほとんどの場合「普通のこと」です。
この記事では「今まさに食べなくて困っている」というパパママに、今日から試せる方法をお届けしますので、最後まで読んでみてください!

離乳食初期に食べてくれない理由
まずは「なぜ食べないのか」の原因を8つ紹介します。
原因が違えば対応方法も変わってくるので、「うちの子はどのケースに当てはまりそうか」を確認してみてください。
食べることに慣れていない
生まれてからずっと母乳・ミルクしか口にしていない赤ちゃんにとって、スプーンで固形物を食べるのはまったく未知の体験です。
口にものを入れられること自体に戸惑っている場合がほとんどで、これは「食べ物が嫌い」ではなく「まだ慣れていない」だけです。
赤ちゃんには「舌で異物を外に押し出す」という哺乳反射がまだ残っています。
この反射が弱まるのが生後5〜6ヶ月ごろなので、始めたばかりは口から出してしまうのが当たり前なんです。
固さが合っていない
離乳食初期のペースト状が十分になめらかでないと、飲み込みにくくて嫌がることがあります。
「なめらかにしたつもり」でも、粒が残っていたり水分が少なかったりすると赤ちゃんが嫌がる原因になります。
指先でとって伸ばしたときに、まったく抵抗なくすーっと伸びるくらいのなめらかさが目安です。
温度が合っていない
冷たすぎる・熱すぎる離乳食は嫌がります。
適切な温度は人肌程度(約36〜37℃)です。
大人が食べてみて「ちょうどよい温かさ」と感じるくらいが赤ちゃんにとっても食べやすい温度です。
タイミングが合っていない
以下のタイミングは特に食べてくれないことが多いです。
- 眠い時間帯
- 機嫌が悪いとき
- 空腹すぎるとき(泣き続けているくらい空腹)
- お腹がいっぱいすぎるとき(授乳直後)
「機嫌が良くて少しお腹が空いてきたかな」というタイミングが最も食べやすい時間帯です。
食材の味・風味が合わない
赤ちゃんにも好みがあります。
お粥は苦手でも甘みのある野菜(かぼちゃ・さつまいも)は食べてくれる、野菜は苦手でも果物は食べてくれるということはよくあります。
「この食材が嫌い」という場合でも、時期をおいて再度試すと食べてくれるようになることもあります。
スプーンが怖い・嫌い
スプーンを口に入れられることに慣れていない場合、スプーン自体を嫌がることがあります。
素材が硬い・大きすぎる・形が合っていないスプーンも嫌がる原因になります。
体調がすぐれない
風邪気味・発熱・口内炎・歯が生え始めているなど、体調が良くないときは食欲が落ちます。
いつも食べているのに急に食べなくなったときは、体調面のチェックも忘れずに。
パパママの焦りが伝わっている
「なんで食べないの!」「早く食べて!」という焦りや緊張感は、赤ちゃんにも伝わります。
赤ちゃんはパパママの表情・声・雰囲気をよく感じ取っています。
ストレスを感じながら食事をすると、食事そのものを嫌いになってしまう可能性もあります。
離乳食を食べないときの対応法
原因がわかったら、それに合った対応を試してみましょう。
食べないのが普通と開き直る
これが実は一番重要な対応です
離乳食初期は食べないことの方が多いくらいが「普通」です。
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」でも、離乳食は「あせらず・おおらかに」進めることが大切とされています。
「今日も食べなかった」ではなく「今日もスプーンを口に近づける練習ができた」という視点に変えてみましょう。
より滑らかにする
食べてくれないときは、まずペーストのなめらかさを見直してみましょう。
なめらかさを上げる方法
- すり鉢でより丁寧にすりつぶす
- 裏ごし器で濾す
- ブレンダーで撹拌する
- ゆで汁・湯ざまし・母乳・ミルクでのばす
母乳やミルクでのばすと馴染みのある味になり、食べやすくなることがあります。
食べさせる時間帯を変える
毎回同じ時間帯に食べさせようとして食べてくれない場合は、時間帯を変えてみましょう。
食べやすい時間帯の見つけ方
- 赤ちゃんが機嫌よく起きている時間帯を観察する
- 授乳から30分〜1時間後くらいのタイミングで試す
- 赤ちゃんが食べている大人の食事を興味深そうに見ているときに合わせる
「毎回午前10時」と決めていても、その日の赤ちゃんの状態によって最適なタイミングは違います。
柔軟に対応してみましょう。
食材を変えてみる
お粥を嫌がる場合は、野菜から始めてみるのも有効です。
食べやすい食材の傾向
- 甘みのある食材:かぼちゃ・さつまいも・にんじん・バナナ
- なめらかになりやすい食材:じゃがいも・豆腐・絹ごし
- 食べ慣れた味に近い食材:母乳・ミルクでのばしたお粥
苦味のある野菜(ほうれん草・小松菜など)は初期は苦手な赤ちゃんが多いです。
甘みのある食材で食べることに慣れてから少しずつ試すのがおすすめです。
スプーンを変えてみる
スプーンを嫌がっている場合は、以下を試してみましょう。
- 先が浅いスプーン(口に入れやすい形状)に変える
- スプーンの大きさを赤ちゃんの口の幅に合わせる(幅1cm程度が目安)
- スプーンを赤ちゃんに持たせて慣れさせる
「スプーン=楽しいもの」と認識させることも大切です。
食事以外の時間にスプーンをおもちゃとして渡してみると、慣れてくることがあります。
パパママが楽しそうに食べている姿を見せる
赤ちゃんは大人の行動を真似しようとする「模倣」の本能があります。
パパママが「おいしいね〜」「見てみて、これ食べてみよう」と楽しそうに食事をしている姿を見せることで、食への興味が高まることがあります。
テレビをつけたまま・スマホを見ながらの食事は赤ちゃんの意識が散漫になりやすいので、できるだけ食事に集中できる環境を作りましょう。
一度お休みしてみる
毎日頑張って食べさせようとしているのに全然食べてくれないときは、2〜3日お休みしてみるのも選択肢のひとつです。
少し間を置いてから再開すると、スムーズに食べてくれるようになることがあります。
特に以下の場合は無理に続けない方が良いです。
- 体調不良が続いているとき
- 赤ちゃんが毎回激しく嫌がっているとき
- パパママがストレスを強く感じているとき
離乳食は「今日食べなかった分を明日取り戻す」必要はありません。
お休みしても栄養は母乳・ミルクで十分補えます。
こんな状態でも心配しなくて大丈夫
以下の状態であれば、食べない日が続いていても基本的に問題ありません。
- 母乳・ミルクはいつもどおり飲んでいる
- 体重が少しずつ増えている
- 機嫌よく過ごせている時間がある
- うんちが出ている
- 発熱・嘔吐・下痢などの症状がない
この5つが当てはまるなら、離乳食を食べない日が続いても焦らなくて大丈夫です。
宅配サービスの活用も1つの手
食べてくれない日が続くと「また作るのに食べてくれなかった…」という気持ちになってしまいますよね。
そういうときは離乳食の宅配サービスの活用もおすすめです。
手作りが無駄になったときのダメージを減らせますし、食材のバリエーションを増やすことで「これなら食べてくれた!」という発見につながることもあります。
食べない問題に宅配サービスが効果的な理由
- 食材の種類が豊富で「好きな食材探し」がしやすい
- 月齢に合った固さ・なめらかさが最初から整っている
- 「手作りが無駄になった…」というストレスが減る
- 疲れた日・食べてくれない日のメンタルを守れる
「手作りにこだわらなくていい」「使えるものは何でも使う」という気持ちで離乳食に向き合うことが、長く楽しく続けるコツです!

よくある質問(FAQ)
Q. 1ヶ月経っても全然食べてくれません。このまま続けていいですか?
母乳・ミルクをしっかり飲んでいて体重が増えているなら、焦らず続けて大丈夫です。
個人差が大きく、離乳食が軌道に乗るまでに2〜3ヶ月かかる赤ちゃんもいます。
ただし体重が増えていない・母乳・ミルクも飲まないという場合は小児科に相談してみてください。
Q. 特定の食材だけ食べてくれません。無理に食べさせるべきですか?
無理に食べさせる必要はありません。
嫌がるものを無理に与えると食事そのものが嫌いになってしまう可能性があります。
一度引いて、1〜2週間後に再度試してみましょう。
調理法・混ぜ合わせる食材を変えることで食べてくれるようになることもよくあります。
Q. スプーンを口に近づけるだけで泣きます。どうすれば?
スプーン自体に慣れていない可能性があります。
食事以外の時間にスプーンをおもちゃとして持たせる・スプーンを口元に近づける練習を食事とは別にやってみる、などで慣れさせていきましょう。
また、パパママが先にスプーンを口に入れる様子を見せることも効果的です。
Q. 離乳食を食べない日は中断して母乳・ミルクだけにしていいですか?
食べない日は無理に食べさせず、母乳・ミルクだけにしてOKです。
翌日また機嫌よく食べてくれることも多いので、「今日はお休みにしよう」と決断することも大切な判断です。
さいごに
離乳食を食べてくれない日が続くと、本当に焦りますよね。
「わたしの作り方が悪いのかな」「この子、食べるの嫌いなのかな」って思ってしまうこともあると思います。
でも調べて整理してみると、食べない原因の多くは「慣れていないだけ」「タイミングや固さが合っていないだけ」であることがわかりました。
食べ物の好みや食べること自体への慣れ方は、赤ちゃんによって本当にバラバラです。
「今食べない」は「ずっと食べない」ではないです。
楽しい雰囲気・焦らない気持ち・使えるものは何でも使うという柔軟さで、一緒に乗り越えていきましょう!

【参考資料】
- 厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04250.html
- 日本小児科学会「食物アレルギーの診療の手引き2023」https://www.jpeds.or.jp/
- 消費者庁「食物アレルギーに関連する食品表示について」https://www.caa.go.jp/


