離乳食初期の量はどのくらい?食べすぎ・少なすぎの目安
こんにちは!はやとです!
今回は離乳食初期(生後5〜6ヶ月・ごっくん期)の量の目安・食べすぎのサイン・食べなさすぎのサイン・量で悩んだときの対処法についてお伝えします!
離乳食シリーズ第3弾。前回までの記事で「いつから始めるか」「どうやって進めるか」をまとめてきたんですが、今回は量について。
「うちの子、全然食べてくれないけど大丈夫?」「逆に食べすぎじゃないか心配…」という両方の悩みを持つパパママは多いと思います。
「量のことで毎回不安になっている」というパパママ、ぜひ最後まで読んでみてください!

離乳食初期の量の目安
まず「どのくらいの量が目安か」を週ごとに整理します。
離乳食初期は「量を食べさせること」が目的ではなく「食べることに慣れること」が目的です。
この前提を頭に入れておくだけで、量への不安がだいぶ和らぎます。
1週目の量の目安
| 日数 | 食材 | 量の目安 |
|---|---|---|
| 1日目 | 10倍がゆ | 小さじ1(約5g) |
| 2〜3日目 | 10倍がゆ | 小さじ1〜2(約5〜10g) |
| 4〜5日目 | 10倍がゆ | 小さじ2〜3(約10〜15g) |
| 6〜7日目 | 10倍がゆ | 小さじ3(約15g) |
小さじ1は約5mlです。
ティースプーン1杯くらいのイメージです。
「えっ、こんなに少ないの?」と思うくらいで正解です
2週目の量の目安
| 食材 | 量の目安 |
|---|---|
| 10倍がゆ | 小さじ3〜大さじ1(約15〜20g) |
| 野菜(1種類) | 小さじ1〜2(約5〜10g) |
3週目の量の目安
| 食材 | 量の目安 |
|---|---|
| 10倍がゆ | 大さじ1〜1.5(約20〜30g) |
| 野菜(2種類) | 各小さじ2(各約10g) |
4週目の量の目安
| 食材 | 量の目安 |
|---|---|
| 10倍がゆ | 大さじ2〜3(約30〜45g) |
| 野菜(2〜3種類) | 各小さじ2〜3(各約10〜15g) |
| 豆腐・白身魚(たんぱく質) | 小さじ1〜2(約5〜10g) |
離乳食初期(1ヶ月経過後)の量の上限目安
初期が順調に進んだ場合、1ヶ月が経過するころには以下が目安になります。
| 食材カテゴリ | 1回あたりの量の上限目安 |
|---|---|
| 穀類(10倍がゆ) | 大さじ3程度(約50g) |
| 野菜・果物 | 合計大さじ2程度(約30g) |
| たんぱく質(豆腐) | 大さじ2程度(約30g) |
| たんぱく質(白身魚) | 小さじ2程度(約10g) |
これはあくまでも目安です。
毎回この量を食べさせなければいけないわけではまったくないので、安心してください。
「量が少なすぎる」で悩んでいるパパママへ
「全然食べてくれない」「毎回ほとんど口から出てきてしまう」という悩みは、初めて離乳食を始めたご家庭で最もよく聞く悩みのひとつです。
少ししか食べなくても大丈夫な理由
離乳食初期は栄養の主役がまだ母乳・ミルクです。
離乳食で栄養を補う必要はまったくありません。
「食べない」のではなく「食べることに慣れていく練習中」というのが正確な表現です。
少ししか食べていなくても、母乳・ミルクをしっかり飲んでいれば栄養面での心配はほぼ不要です。
食べてくれないときに試したいこと
① 食べさせる時間帯を変えてみる
赤ちゃんが眠い時間・機嫌が悪い時間は食べてくれないことが多いです。
「機嫌が良くてご機嫌な時間帯」に変えてみると食べてくれることがあります。
② 授乳のタイミングと合わせる
空腹すぎるときも嫌がることがあります。
授乳の直前・授乳から少し時間が経ったタイミングで試してみましょう。
③ 固さ・なめらかさを見直す
ペースト状が十分になめらかでないと、飲み込みにくくて嫌がることがあります。
もう少し水分を加えてのばしてみましょう。
④ 温度を確認する
冷たすぎる・熱すぎる離乳食は嫌がります。
人肌程度(約36〜37℃)に温めてから与えましょう。
⑤ 食材の種類を変えてみる
お粥が苦手な赤ちゃんもいます。
野菜の甘みがある食材(かぼちゃ・さつまいも・にんじんなど)に変えてみると食べてくれることがあります。
⑥ パパママが楽しそうに食べている姿を見せる
赤ちゃんは大人の行動をよく見ています。
「おいしいね〜」と声をかけながら一緒に食事をする雰囲気を作ると、食への興味が高まることがあります。
こんな状態なら心配しなくて大丈夫
- 母乳・ミルクは普通に飲んでいる
- 体重が少しずつ増えている
- 機嫌は普段通り元気である
- うんちが出ている
上記が当てはまるなら、離乳食の量が少なくても基本的に心配ありません。
「今日も食べなかった…」と毎回落ち込まず、気長に続けていきましょう!
「食べすぎじゃないか」で悩んでいるパパママへ
逆に「うちの子、食べすぎじゃないの?」という悩みを持つ方もいます。
離乳食をよく食べてくれるのは嬉しいことですが、初期は量の上限を意識することも大切です。
食べすぎが心配になるサイン
- 食後に吐き戻しが増えた
- お腹が張っている・ガスが多い
- 便が緩い・下痢気味になった
- 食後に激しく泣く
これらのサインが続く場合は、1回の量を少し減らして様子を見てみましょう。
離乳食初期の食べすぎに注意したい理由
離乳食初期は赤ちゃんの消化器官がまだ未発達です。
一度に大量の食事を与えると消化しきれず、お腹の不快感・下痢・吐き戻しにつながることがあります。
「よく食べてくれる=たくさん与えていい」ではなく、週ごとの量の目安を守りながら少しずつ増やしていくことが大切です。
食べすぎへの対処法
① 1回の量を目安内に抑える
初期の1回量の上限(穀類大さじ3・野菜大さじ2・たんぱく小さじ2程度)を超えないようにしましょう。
「まだ欲しがっているから」と追加し続けるのは避けましょう。
② 食後に母乳・ミルクを与える
離乳食後に母乳・ミルクを与えることで、食後の満足感が得られます。
離乳食だけで満腹にしようとしなくて大丈夫です。
③ ゆっくり食べさせる
スプーンで次々と口に入れるのではなく、赤ちゃんが飲み込んだのを確認してから次のひとくちを与えましょう。
量より大切な3つのこと
ここまで量の目安を細かくお伝えしてきたんですが、量にこだわりすぎないことが一番大切だと思っています。以下の3つのことを意識してみてください。
① 楽しい雰囲気で食事をすること
「今日も食べなかった」「また量が少ない」と毎回焦っていると、パパママのストレスが赤ちゃんにも伝わります。
「今日は何を食べさせようかな」「どんな顔するかな」というワクワク感を大切にしましょう。
② 食材の安全性を守ること
はちみつNG・調味料なし・アレルギー食材は少量ずつという基本ルールを守ることは量より優先度が高いです。
③ 赤ちゃんのペースに合わせること
「〇週目だからこの量食べなきゃいけない」ではなく、赤ちゃんの様子を見ながらペースを調整することが大切です。
進みが早い子・ゆっくりな子、それぞれです。
目安はあくまでも「参考」として活用してください。
宅配サービスも便利
「量を毎回測るのが面倒」「そもそも何をどのくらい作ればいいかわからない」という悩みを一気に解決してくれるのが離乳食の宅配サービスです。
月齢に合わせた1回分の量・固さ・食材の組み合わせがあらかじめ整っているので、量への不安がグッと減ります。
量の管理という観点での宅配サービスのメリット
- 1回分の適切な量があらかじめ設定されている
- 「多すぎ・少なすぎ」の心配がない
- 食材ごとの量バランスが整っている
- アレルギー食材の量管理もしやすい
- 計量の手間が省けて時短になる
「量のことで毎回悩んでいる」という方は一度試してみるのもおすすめです!
よくある質問(FAQ)
Q. 1日1回の食事で量が少ないと栄養が足りないですか?
離乳食初期は栄養の主役がまだ母乳・ミルクです。
離乳食の量が少なくても、母乳・ミルクをしっかり飲んでいれば栄養面での問題はほぼありません。
「食事から栄養を取る」という習慣を少しずつ作っていく時期なので、量より「食べる体験」を重視しましょう。
Q. 毎回同じ量を食べさせないといけませんか?
毎回同じ量でなくて大丈夫です。
その日の赤ちゃんの体調・機嫌・空腹感によって食べる量が変わるのは自然なことです。
「今日はよく食べた!昨日は少なかったけど今日は食べてくれた」くらいの感覚で見ていきましょう。
Q. 量を計るのが面倒です。目安を教えてください
毎回きっちり計るのは大変なので、目安感覚を掴んでおくと便利です。
- 小さじ1 = ティースプーン1杯 = 約5ml・約5g
- 大さじ1 = 大きめスプーン1杯 = 約15ml・約15g
- 大さじ3 = 小さめの器に軽く1杯くらい
慣れてくると目分量でだいたいわかるようになってくるので、最初だけ計ってみると感覚が掴みやすいです。
Q. 食べてくれた日・食べてくれなかった日で翌日の量を変えるべきですか?
前日の食べ具合で翌日の量を大きく変える必要はありません。
「昨日食べなかったから今日は多めに」というのも不要です。
週単位で「だいたいこのくらい食べているな」という感覚で見るのが精神的にも楽です。
Q. 果物は量に制限がありますか?
果物は糖分が多いので与えすぎに注意が必要です。
目安は1回小さじ1〜2程度にとどめましょう。
バナナ・りんご・もも・いちごなどが初期から使えます。
果物は加熱しなくても与えられるものもありますが、最初は加熱してから与えると安心です。
Q. 体重が増えていれば量が少なくても大丈夫ですか?
基本的にはそうです。
体重が月齢相応に増えていれば、離乳食の量が少なくても心配しすぎなくて大丈夫です。
ただし体重の増えが著しく少ない・減っているという場合はかかりつけの小児科に相談してみてください。
Q. 市販のベビーフードを使うと量の管理がしやすいですか?
月齢ごとに1回分の量が調整された市販のベビーフードは、量の管理がしやすいというメリットがあります。
「今日はこのパウチ1本分あげればOK」というシンプルさは、量への不安を減らすのに役立ちます。
手作りと組み合わせながら上手に活用しましょう。
Q. 離乳食を食べたあと、母乳・ミルクはどのくらい与えればいいですか?
離乳食後は欲しがるだけ母乳・ミルクを与えて大丈夫です。
初期は離乳食後にいつもどおりの量を飲む赤ちゃんがほとんどです。
離乳食で母乳・ミルクの量を減らす必要はありません。
さいごに
今回は離乳食初期(生後5〜6ヶ月・ごっくん期)の量の目安・食べすぎのサイン・食べなさすぎのサイン・量で悩んだときの対処法についてお伝えしました!
「これで足りてるの?」「食べすぎじゃないの?」って不安になることもあるかもしれませんが、母乳・ミルクをしっかり飲んでいる・体重が増えている・機嫌よく過ごしている、この3つが揃っていれば離乳食の量が少なくても基本的に心配なし。
目安の量はあくまでも「参考」として、赤ちゃんのペースに合わせながら楽しく進めていけばokということで、うちも楽しんで進めていきたいなと思います!

【参考資料】
- 厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04250.html
- 日本小児科学会「食物アレルギーの診療の手引き2023」https://www.jpeds.or.jp/
- 消費者庁「食物アレルギーに関連する食品表示について」https://www.caa.go.jp/


